インダストリー4.0の通信に対応したIPC-CFX
06.02.2020
IPC Connected Factory Exchange(IPC-CFX)は、電子機器製造業界が開発した標準規格で、インダストリー4.0アプリケーションの基盤/バックボーンを形成します。これにより、マシン間(M2M)の通信に加え、マシン/ビジネス間とビジネス/マシン間(M2B/B2M)ソリューションも簡素化・標準化されます。
IPC-CFXにより、生産フロア内でCFXをサポートする機器をプラグアンドプレイデバイスのように出し入れできるようになります。下流のマシンにデータを送信している場合でも、製造実行システム(MES)からデータを取得している場合でも、設定の必要なくシームレスに機能します。
では、IPC-CFXが必要な理由とは何でしょう?
- アセンブリ製造向けの世界的な産業用IoT通信規格
- インダストリー4.0、スマートファクトリー、デジタルファクトリーソリューションの実現
CFXの基盤は、安全な全方向性転送プロトコルであるAdvanced Message Queuing Protocol(AMQP)がベースになっています。マシンとMESの間で通信されるメッセージは、JavaScript Object Notation(JSON)データエンコーディングがベースになっています。
IPC-CFXの主な利点:
- 誰もが同じインターフェースを使用し完全に可視化されるため、コストと複雑さが軽減されます。
- マシンのベンダーは幅広い知識に基づいてマシンの操作性をさらに最適化できます。
ビデオでIPC-CFXのデモをご覧ください。
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