スマートかつ安全なASM装置向けリモートサポートにより、人との接触を最小限に抑えることが出来ます。
30.09.2021
製造業界は世界的に広範なデジタル化に向けた変化の真っただ中にあり、現在のパンデミック状況によってその変化が加速しています。リモートサポートは生産現場を支援するためのキーコンセプトとなっており、ASMは最高レベルのセキュリティと制御でリモートサポートコンセプトに注力しています。
リモートサポートツールは、新しいコンセプトではありません。しかし、リモートツール導入の緊急度と必要性がこれほど重要になったのは、現在のパンデミック状況が発生して以降のことです。
ASMは常に、人と人との非接触生産(一部のお客様は完全自動生産に分類しています)を促進する最前線に立ってきました。しかし、製造環境の中でお客様は生産現場に侵入するハッカーの脅威とデータセキュリティを最も懸念されているため、お客様の生産現場を第三者と接続することは困難な状況となっています。
ASMはデータセキュリティを最優先事項とし、当社の装置やソフトウェアにアクセスするために、サイバーセキュリティの最新技術で最も安全な方法を用いてRSF(リモートスマートファクトリー)を開発しました。ASM RSF(リモートスマートファクトリー)は、応答時間とサービス品質を改善しつつコストや出張機会を削減することを目的に、既存のASMサービスホットラインのプロセス内でサポートを行うコミュニケーションツールとして導入されました。
ASM RSF(リモートスマートファクトリー)を使用することで、お客様の施設内で、またはASMからお客様の装置に対して安全に高速接続を行えるようになります。
オンラインアクセスは必ず、インストールされたASM RSF(リモートスマートファクトリー)ソフトウェアのサービスリクエストを通じてお客様から開始されるため、ASMが適切な権限なしにお客様の装置やソフトウェアにアクセスすることはできません。
さらに、ASMのサービスサポートでアクセスできるのは、事前に設定されたASM装置のみです。ASMがお客様ネットワーク内の他の場所にアクセスすることはできず、お客様がバーチャルネットワークコンピューティング(VNC)のセッションを完全にコントロールします。
最終的に、データセキュリティに関するお客様の懸念をさらに軽減するため、ASM RSF(リモートスマートファクトリー)は技術的な安全と品質の評価を専門とした、国際的な第三者試験認証機関であるTÜV-ITのセキュリティ認証を受けています。
ASMが提供するリモートスマートファクトリーソリューションの利点
- サプライヤーとお客様を結ぶ最先端の通信技術で安定した通信を実現
- 最高レベルのデータセキュリティ要素を考慮し、ハッカーやデータ漏洩に対する不安を軽減
- 既存の手法やTeamviewerなどのソフトウェアツールに比べて使いやすく、豊富な機能でリスクを軽減
- 応答時間の削減、迅速な故障解析、修理時間の短縮によって装置全体の有効性を向上
- 整備時間の減少と現場整備費用の最小化によって総額費用を削減
ASM RSF(リモートスマートファクトリー)の動画(https://www.youtube.com/watch?v=dh37FVZOPCQ)もご覧いただけます。
さらに詳細を確認したい場合は、ASMの営業担当者にお気軽にご相談いただくか、smt-solutions.jp@asmpt.comまでご連絡ください。